ビジネススキルとは?種類や今身につけたいスキルを徹底解説!
ビジネススキルとは、仕事をするうえで必要になるスキル全般のことを言います。ビジネススキルは多岐にわたるため、すべてを身に付けるというより、自分の仕事に特に求められるスキルを磨いたり、自分の弱点となっているスキルを補ったりすることが大切です。今回は、一般的なビジネススキルの種類について解説していきます。
目次[非表示]
ビジネススキルとは?
ビジネススキルとは、円滑に仕事を進めていくために求められるスキルの総称です。ビジネススキルは社会人として誰もが備えておくべき基本的なものから、管理職やトッププレイヤーに求められる高度なスキルまで多岐にわたり、業務内容や職種、階層やポジションなどによって求められるスキルは変わってきます。
どんなビジネススキルにも共通するのが、学んだり経験を重ねたりすることで向上させられるということです。今の仕事で求められるビジネススキルを磨くのはもちろん、自分の弱点となっているビジネススキルを強化することも大切です。
ビジネススキルは様々な分類が考えられますが、よく紹介されるものとして「カッツ理論」があります。カッツ理論は、アメリカの経済学者であるロバート・カッツ氏によって提唱されたもので、役職に応じて求められる能力を「コンセプチュアルスキル」「ヒューマンスキル」「テクニカルスキル」の3つに分類しています。
現場の一般社員はテクニカルスキルの比重が高く、コンセプチュアルスキルの比重が低いのに対し、トップマネジメントになるとテクニカルスキルの比重が下がり、コンセプチュアルスキルの比重が高くなるのが、カッツ理論の基本的な考え方です。カッツ理論における3つのビジネススキルについてご説明します。
▼スキルに関する記事はこちら
スキルとは?種類やスキルアップの方法について徹底解説伝える力
▼メラビアンの法則に関する記事はこちら
メラビアンの法則とは?意味や重要性・ビジネスへの活用方法を解説
テクニカルスキル
テクニカルスキルとは、業務を正確に遂行するためのスキル・知識のことで、大きくは「汎用スキル」と「専門スキル」の2つに分けることができます。汎用スキルとは、社会人であるならどんな人でも備えておくべきスキルのことで、たとえば、ビジネスマナーやパソコンの操作スキル、資料作成スキルなどが挙げられます。専門スキルは、特定の職種において求められる専門的な技能のことで、たとえばITエンジニアであればプログラミングスキル、管理職であればマネジメントスキルなどが挙げられるでしょう。
▼主なテクニカルスキル
・商品知識
・プログラミングスキル
・マネジメントスキル
・資料作成スキル
・分析スキル
・情報収集スキル など
ヒューマンスキル
ヒューマンスキルとは、周囲の人と良好な関係を構築するスキルのことを言います。ヒューマンスキルが高い人ほど、上司・部下との信頼関係を築くことができますし、顧客折衝なども円滑に進めることができます。社内外を問わず、ビジネスのあらゆるシーンで求められる重要なスキルだと言えるでしょう。
▼主なヒューマンスキル
・コミュニケーションスキル
・ヒアリングスキル
・交渉力
・プレゼンテーションスキル
・コーチングスキル など
ヒューマンスキルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> ヒューマンスキルのすすめ~信頼残高を積み上げる手法~
https://solution.lmi.ne.jp/column/4684
コンセプチュアルスキル
コンセプチュアルスキルとは、複雑な問題に対峙したときに概念化したうえで本質を理解するスキルのことで、日本語では概念形成力とも言われます。たとえば、現状を分析して中長期の計画を立てるときや、問題の本質を見極めて根本的な解決を図るときなどはコンセプチュアルスキルが重要になってきます。特に、重要な意思決定や組織の課題解決が求められるマネジメント層は、高度なコンセプチュアルスキルが必要です。
▼主なコンセプチュアルスキル
・ロジカルシンキング
・クリティカルシンキング
・問題解決力 など
コンセプチュアルスキルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> コンセプチュアルスキルの構成要素とは? 人材採用のメリットと注意点を紹介
https://solution.lmi.ne.jp/column/7830
ビジネススキル【思考スキル】
朝日広告社 ストラテジックプランニング部でプランニングディレクターを務める羽田康祐氏は、ビジネススキルを大きく「思考スキル」「実務スキル」「プロフェッショナルスキル」「専門スキル」の4つに分類しており、具体的な思考スキルとして以下の5つを挙げています。
※参考:ビジネススキル一覧と体系|学ぶべき16種類のビジネススキル - Mission Driven Brand
https://www.missiondrivenbrand.jp/entry/skills_businessskill
論点思考(イシュー思考)
論点とは「解決すべき問題」のことを言い、論点思考とは解決すべき問題を定義する思考プロセスのことを言います。言い換えれば、「そもそも、この問題定義は的確なのか?」ということを問い直す思考法が論点思考だと言えます。
多くの人は上司や顧客から与えられた問題を、そのまま解決すべき問題、つまり論点であると認識しがちです。しかしながら、与えられた問題が論点ではないケースも少なくありません。この場合、そもそもの問題定義から間違っていることになるので、導き出した解決策も意味のないものになりますし、そのために使った時間や労力も無駄なものになります。
どんな企業にも問題は山積していますが、そのすべてを解決していくわけにはいきません。そうであるなら、上司や顧客が言うことを鵜呑みにするのではなく、「それは本当に今、解決すべき問題なのか?」「他に解くべき問題があるのではないか?」と考える論点思考は非常に重要です。論点思考を身に付けることで「真の問題」を抽出でき、その解決に注力できるようになります。
クリティカルシンキング
クリティカルシンキングとは、物事を批判的に捉えて判断する思考法のことで、日本語では「批判的思考」と訳されます。従来の慣習や先入観に影響されることなく、物事の本質を見極めるのがクリティカルシンキングです。クリティカルシンキングができるようになると、自分の思考や行動の「クセ」に気付くことができ、フラットに物事を見ることができるようになります。
目まぐるしい環境変化が起きるなか、ビジネスにおいて求められるものも常に変化しています。「今までどおりにやっておけば大丈夫」と言えるようなことはなくなり、短いサイクルで正解が変わっていくような時代です。だからこそ、「今やっていることが本当に正しいのか?」と、常に疑いながら仕事をしていかなければいけません。
価値観が多様化している昨今は、今まで以上に物事の本質が分かりにくくなっており、本質を捉えられなかったためにビジネスが失敗に終わるケースも増えています。このような点からも、ますますクリティカルシンキングの重要性が高まっています。
クリティカルシンキングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> クリティカルシンキングとは?メリットや実践方法を解説
https://solution.lmi.ne.jp/column/7016
ロジカルシンキング
ロジカルシンキングとは、物事を根拠立て、論理的なつながりを意識して整理する思考法で、日本語では「論理的思考法」と訳されます。「AゆえにB」「BゆえにC」「CゆえにD」というように、常にロジカルに考えを構築していきます。
ロジカルシンキングができるようになると、分かりやすく筋の通った論理形成ができるようになり、自分の考えが相手に伝わりやすくなります。これは、対面で話をするときだけでなく、メールやチャットなど文章でやり取りするときにも役立つスキルです。
商談など、自社の商品やサービスを売り込むシーンでも、論理的なシナリオを展開できると説得力が増すため、相手の理解・承諾を得やすくなります。問題解決の場面でも、ロジカルシンキングができると問題の見極めや解決策の精度が高まるので、本質的な解決につながりやすくなります。
ロジカルシンキングについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> ロジカルシンキングとは?意味や思考力の鍛え方、フレームワークを解説
https://solution.lmi.ne.jp/column/6923
抽象化思考
抽象化思考とは、物事を抽象化して考えることで本質を捉える思考法です。そもそも「抽象化」とは、物事の全体を見渡すことで共通する要素を見つけ出し、一つの概念として整理することを言います。
抽象化思考が得意な人は、一通りの情報を把握したうえで重要な情報とそうでない情報を区分したり、一段高いところから全体を見渡して共通要素を取り出し、一つの概念にまとめたりすることで物事の本質を見極めていきます。そのため、何らかの問題が起きたときも、表面的な対応に終止するのではなく本質的な解決が可能になります。
アナロジー思考(アナロジカルシンキング)
アナロジー思考(アナロジカルシンキング)とは、複数の事柄のなかから類似点を見つけて、解決策を見いだす思考法のことです。アナロジー(英語:analogy)は「類推」という意味を持つ言葉で、類推とは、異なる物事のなかに類似点や共通要素を見つけようとする考え方を言います。アナロジー思考ができるようになると、たとえば、一見するとまったく別の事柄でも「メカニズムが似ている」「構造に共通点がある」などと気付くことができます。
まったく何もないところから新しいアイデアが生まれる例は少なく、多くのアイデアは既存のアイデアの組み合わせや融合によって生まれています。ここで役立つのがアナロジー思考であり、アナロジー思考ができる人は、まったく異なる分野の事柄から類似点を見いだすことで、それを新しいアイデアに転換するのが得意です。また、Aという課題の解決に取り組んでいるときに、Bというまったく異なる課題の解決策が見つかることもあります。
ビジネススキル【実務スキル】
羽田氏は、実務スキルにカテゴライズされる具体的なビジネススキルとして、以下の5つを挙げています。
情報収集スキル
情報収集スキルとは、効率良く質の高い情報を手に入れるスキルのことです。インターネットやSNSの普及により、私たちのまわりには真偽の定かではない膨大な情報があふれ返っています。情報がアップデートされるのも早いので、私たちが1日に触れる情報量は以前よりも格段に増えています。このような時代においては、いかに効率良く、いかに質の高い情報を集められるかという情報収集スキルの重要性が高まっています。
優れた情報収集スキルを持つ人は、常に情報の有益性を見極めながら自分に必要な情報を取捨選択しているので、効率的にインプットをおこなうことができます。インプットのスピードや質が高まることで、仕事の生産性やクオリティも上がります。また、情報収集スキルが向上すると、いわゆる「引き出し」が増えるので、様々な角度から解決策を考えたり、複数の情報を組み合わせて新しいアイデアを創出したりすることができるようになります。
分析スキル
分析スキルとは、収集した情報を分析して、その情報に基づいて複合的な考えをまとめるスキルのことです。どんなビジネスでも将来予測は重要ですが、VUCAと呼ばれる時代においては、半年先、1年先の状況を見通すのも簡単ではありません。
そこで重要になってくるのが分析スキルです。分析スキルの高い人は、各データの関連性や因果関係などから、より確実性の高い未来を描くことができます。また、迅速な意思決定をすることができるので、目まぐるしく変化する環境のなかでも機会損失を防ぐことが可能です。
資料作成スキル
資料作成スキルとは、いかに分かりやすい資料を、いかに早く作成できるかというスキルです。ビジネスでは様々なシーンで様々な資料が必要になりますが、よく指摘されるのが「資料が分かりにくい」「資料作成が遅い」といった問題です。
資料作成スキルが高い人は、相手にとって分かりやすい資料を作成できるので、商談においても社内交渉においても共感・納得を得られやすくなります。昨今、一般的になっているオンラインミーティングにおいても、分かりやすい資料があれば説明の助けになるので、相手との認識違いを防ぐことができるでしょう。また、資料作成に時間がかかると意思決定が遅れてしまうことがありますが、資料作成スキルを高めることで、過不足のない情報を短時間でまとめることができるようになるため、スムーズかつ的確な意思決定につながります。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルとは、相手とスムーズに意思疎通を図るスキルのことです。意思疎通を図る力は、よく「聞く力」と「伝える力」に分類されます。聞く力と伝える力に優れている人は、相手の話を正しく理解することができ、なおかつ自分の話を相手に正しく理解してもらうことができます。
コミュニケーションスキルが重要だと言われるのには、大きく2つの理由があります。1つ目が、個人間の信頼関係を築くために欠かせないスキルだからです。一人で完結する仕事はほとんどなく、大半の仕事は複数のステークホルダーが関与しています。コミュニケーションスキルがあれば、ステークホルダーと信頼関係を築くことができるので、仕事がスムーズに進むのはもちろん、成果につながりやすくなります。2つ目が、組織の活性化につながるからです。組織内にコミュニケーションスキルが高い人が多いほど、その組織は活性化し、発言・提案がしやすい環境が生まれるでしょう。
コミュニケーションスキルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> コミュニケーション能力とは?ビジネスにおける重要性や効果的な話し方、能力向上のポイントを解説
https://stretch-cloud.lmi.ne.jp/column/0030
プレゼンテーションスキル
プレゼンテーションスキルとは、プレゼンテーションによって物事を分かりやすく伝えたり、提案したりすることで相手のアクションを促すスキルのことです。「人を動かす」というビジネスの根幹とも言えるスキルの一つであり、社内外のあらゆるシーンで求められます。
特にプレゼンテーションスキルが重要になるのが商談の場面であり、プレゼンテーションスキルの差によって採否が分かれると言っても過言ではありません。どんなに魅力的な商品・サービスであっても、その特徴が分かりにくかったり、ベネフィットをイメージできなかったりすると、選んでもらうのは難しくなります。その点、プレゼンテーションスキルが高い人は、相手に「これは魅力的だ」「ぜひ導入したい」と思わせることができるので、商談が成功しやすくなります。
ビジネススキル【プロフェッショナルスキル】
羽田氏は、プロフェッショナルスキルにカテゴライズされる具体的なビジネススキルとして、以下の5つを挙げています。
戦略策定スキル
戦略とは、現在の姿と将来の在りたい姿との間にあるギャップを埋める手段のことです。戦略策定スキルとは、現在の位置や姿を正しく把握したうえで、将来の在りたい姿(ゴール・目標)とのギャップを明らかにし、在りたい姿にたどり着くための道筋を描くスキルだと言えるでしょう。
戦略策定スキルが高い人は、ゴールに到達するための最適な手段を選び、効果的にリソースを投入することができるので目標を達成しやすくなります。また、予期せぬ問題に直面したときも、的確な解決策を立案して、効率的に解決へと導くことができます。特に、組織を率いてゴールを目指すマネジメント層には高度な戦略策定スキルが求められるでしょう。
問題解決スキル
問題解決スキルとは、問題の原因を特定し、適切な対策を講じることで問題を解決へと導くスキルのことです。特に、マネジメント層には必須のスキルだとされています。
問題解決スキルに乏しい人は、どうすれば問題を解決することができるのかが分からないので、問題を放置しがちです。そうしているうちに、問題はより複雑化したり深刻化したりして、どんどん解決するのが難しくなってしまいます。一方で、問題解決スキルに長けた人は解決までの道筋を描くことができるので、早期のうちに解決を図ることができます。また、問題解決スキルが高い人は多角的な視点を持っているので、他の人が解決できない難易度の高い問題でも、別のアプローチ方法で解決に導くことができます。
ファシリテーションスキル
ファシリテーションスキルとは、主に会議において中心になって意見をまとめるスキルのことを言います。単に意見をまとめるだけでなく、意見が割れた場合に調整を図り、すべての人が納得できる結論を導くことができるのがファシリテーションスキルの本質だと言えるでしょう。
ファシリテーションスキルは、特に多くの部下を管理するマネジメント層に欠かせないスキルです。ファシリテーションスキルが高い人がいることで、チーム内のコミュニケーションが円滑に進むようになります。それにより、メンバーからより多くの意見やアイデアが出やすくなるという効果も期待できるでしょう。また、ファシリテーションスキルの高い管理職がいれば、議論が横道にそれないように調整できるので、会議の時間が無駄に長くならず、中身の凝縮された質の高い会議ができるようになります。
ファシリテーションスキルについては、以下の記事で詳しく解説しています。
>> ファシリテーションとは?役割や必要なスキル、実践方法ついて解説
https://solution.lmi.ne.jp/column/6963
プロジェクトマネジメントスキル
プロジェクトマネジメントスキルとは、プロジェクトを管理して、成功へと導くスキルのことを言います。プロジェクトを成功に導くためには、スケジュール管理能力やコミュニケーション能力、リーダーシップやメンバーの育成能力、ネゴシエーション能力、リスクマネジメント能力など、多岐にわたるスキルが必要になります。このようなスキルを総称して、プロジェクトマネジメントスキルと言うのが一般的です。
リーダーシップスキル
リーダーシップスキルとは、組織を目標に向かって牽引する統率力や指導力のことを言います。従来、リーダーシップは管理職などのリーダー層が備えるべきスキルだとされていましたが、ビジネス環境が目まぐるしく変化している昨今、リーダー層しかリーダーシップスキルを有していない組織は変化に対応することが難しくなってきています。リーダー以外のメンバーにもリーダーシップスキルが求められるようになっているのが、最近の流れだと言えるでしょう。
また、個々の価値観が多様化している現代、一人のリーダーが多様な個性を持つメンバーを束ねていくことが難しくなっています。多様性を組織の強みにしていくためには、メンバーそれぞれがリーダーシップを発揮していかなければいけません。
専門スキルは絶対にあった方がいい?
羽田氏は、専門スキルにカテゴライズされる具体的なビジネススキルとして、ビジネスモデルや経営戦略、会計・財務、人材マネジメント、マーケティングなどを挙げています。それぞれのスキルの概要は以下のとおりです。
・ビジネスモデル:
利益を創出する仕組みを構築するスキル
・経営戦略立案:
自社の経営資源を最大限に活用し、市場の変化に対応した施策を考え、経営戦略に落とし込むスキル
・会計・財務:
企業におけるお金の流れを記録するスキル、および経営計画に基づいて予算策定や資金調達、資金管理をおこなう、企業におけるお金をやりくりするスキル
・人材マネジメント:
経営戦略の実現に向けて戦略的な人材配置をおこない、一人ひとりの従業員のパフォーマンスの最大化を図るスキル
・マーケティング:
売上を最大化する戦略を描き、それを施策に落とし込むスキル
もちろん、これらの他にも専門スキルは多々あります。自社のビジネスや事業特性、所属する部署や役職、職種などを踏まえ、自分に求められる専門スキルを磨いていくことが大切です。
ビジネススキルの研修・育成ならストレッチクラウド
ここまで仕事をするうえで必要なビジネススキルについて整理をしてきました。
繰り返しになりますが、ビジネススキルは多岐にわたるため、すべてを身に付けるというより、自分の仕事に特に求められるスキルを磨いたり、自分の弱点となっているスキルを補ったりすることが大切です。
したがって、所属する部署や役職、職種などを踏まえ、今自分に何が求められているかの役割や、
その役割に紐付く自己課題を客観的に認識し改善し続けていくことが、ビジネススキルを磨いていくうえで必要になると言えるでしょう。
ストレッチクラウドでは、まず、研修を通してそれぞれに求められる役割の理解を促し、役割遂行のための観点付与を行います。その後、360度評価によって周囲からの期待と満足を可視化し、役割遂行に向けた自己課題は何か、課題を解決するためのアクションプランは何かを明らかにするためのワークショップを継続的に実施します。結果として、それぞれが役割を果たすための自己課題を解決し続けるという個人成長サイクルを実現します。
ストレッチクラウドの詳細は、以下のサイト・記事で詳しく解説しています。
https://stretch-cloud.lmi.ne.jp/
まとめ
ビジネススキルはポテンシャルと違い、自らの努力や経験によって後天的に獲得できるものです。ビジネススキルを高めることは、間違いなく自分自身のキャリアを発展させることにつながります。ぜひ、ビジネススキルを磨き続けて、理想とするキャリアを実現してください。
ビジネススキルに関するよくある質問
Q:そもそもスキルとは?
スキルとは一般的に、訓練や学習によって獲得した能力のことを言い、日本語では「技能」と訳されます。持って生まれた先天的なものではなく、訓練や学習、経験などによって後天的に獲得できるのがスキルの特徴です。
Q:スキルと知識の違いは?
知識とは、自らが持っている理論的概念や事実情報のことで、スキルとは、実践を通して培われた技能のことです。知識は「知っていること」で、スキルは「できること」だと言い換えることもできます。知識は書籍やインターネット、あるいは他の人などからインプットするものであり、スキルは自らの実践や経験を通して習得するものです。